19

紀三井寺

紀三井寺 和歌山県和歌山市に位置する紀三井寺は、770年に建立された歴史ある寺院です。西国三十三所の第2番札所であり、山号は紀三井山、院号は護国院です。 本尊と文化財 本尊の十一面観世音菩薩をはじめ、数多くの重要文化財を所蔵しています。室町時代の楼門、鎌倉時代の多宝塔、江戸時代の本堂など、見どころの多い建造物が立ち並びます。 境内 国の名勝に指定された境内には、美しい庭園と自然が広がっています。約1,200本の桜が咲き誇る春には、絶景を楽しめます。また、和歌浦湾が一望でき、景観を愛でるのに最適なスポットとなっています。 歴史と意義 紀三井寺は、唐から渡来した為光によって開かれました。紀州徳川家の崇敬を受け、藩の繁栄を祈願する寺として重要な役割を果たしました。さらに、弘法大師が唐に渡る前に参拝した寺としても知られています。 名称の由来 「紀三井寺」という名は、境内にある3つの井戸(清浄水、楊柳水、吉祥水)にちなんでいます。

和歌山県和歌山市紀三井寺1201
【電車】JRきのくに線 紀三井寺駅より徒歩約10分。 JR和歌山駅または南海和歌山市駅よりバスで約30分、紀三井寺停留所下車、徒歩約5分。 【車】阪和自動車道和歌山ICより約20分。 阪和自動車道和歌山南スマートICより約15分。
073-444-1002
641-0012